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ザ・ノンフィクション 特別編 老人と放射能 [ザ・ノンフィクション 特別編 老人と放射能]

ザ・ノンフィクション 特別編 老人と放射能 が放送されました。中孝介さんが歌う主題歌「キセキノカケラ」に乗せて放送された今回のザ・ノンフィクションは非常に印象に残る内容でした。


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今回のザ・ノンフィクションの主人公は川本年邦さん、80歳。福島県浪江町の山里に一匹の犬「シマ」と寄り添って暮らしていました。水は山からひき、煮炊きは薪を使い、畑でとれた野菜を食べるという自給自足の生活です。


川本さんは幼い頃から子供が大好きで近所の子供達に映画や幻灯を上映するなど献身的に尽くす超善良な人なのですが、それが周囲の人からなかなか理解されず、奥様には逃げられ子供たち家族とも離れ離れとなり浪江町で田舎暮らしをするに至ります。


そんな良い人の川本さんですが、詐欺にあい老後の資金2430万円をだまし取られてしまいます・・・。自給自足の生活といってもお金がなければいきていけません。わずかばかりの年金の中からつつましく生きていく川本さんに更なる悲劇が!


2011年3月11日、東日本大震災、そして東京電力福島第一原発事故で放射能が漏れ、川本さんは家を奪われるのです。


二本松の廃校に一時避難した川本さんは、そこでも同室の人を元気づけようと映画や幻灯で人々を楽しませます。「人に尽くさなければ生きている価値がない。これからも喜んでくれる人がいる限り続けていく」


私は涙が止まりませんでした。これまで見たどんな番組よりも深く心に刻まれ、折をみて何度も見ています。これを見ると何か人としての原点に立ち返れる気がするのです。


現在は二本松の仮設住宅で暮らしているようなのですが、いつまでもお元気でいられることを祈るばかりです。
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